FXを毎日記録していると、口座状況の確認やスクリーンショット整理、数値の転記など、同じ作業を繰り返す場面が多くあります。
そこで現在は、こうした毎朝の記録作業の一部を、自分用に作った仕組みで効率化しています。
この記事では、毎朝の記録作業のうち、スクリーンショット整理、OCRによる数値読み取り、データ整理、管理表との照合、Google Sheetsへの反映までの流れを紹介します。
なお、毎朝確認している項目そのものについては、FX日次記録で毎朝確認している4項目で整理しています。
毎朝のFX記録でやっていること
毎朝、口座状況や保有ポジションを確認し、その時点の状態を記録として残しています。
大まかな流れは次のとおりです。
- 口座状況を確認する
- 必要な画面をスクリーンショットで保存する
- 保有状況などを確認する
- 必要に応じて取引する
- スクリーンショットから必要な数値を読み取る
- 既存の管理表と照合する
- 更新内容を確認する
- Google Sheetsへ反映する
以前は、画像を見ながら数字を管理表へ入力する作業もかなり手作業でした。
毎日ほぼ同じ項目を確認するので、1回ごとの作業は短くても、積み重なるとそれなりの手間になります。
そこで、毎回ほぼ同じ手順になる記録作業を中心に効率化しました。
スクリーンショットを記録の元データにする
まず、口座状況や保有ポジションが分かる画面をスクリーンショットとして保存します。
取引を行った場合は、必要に応じて取引後の状態や履歴も残します。
この画像を、その日の記録の元データとして使います。
数字だけを管理表へ入力するのではなく、元になった画面も残しておくことで、後から確認したいときに見直せるようにしています。
技術的にはどういう仕組みか
全体の流れは、スクリーンショット → OCRで数値を読み取る → データを整理する → 既存管理表と照合する → 更新差分を確認する → Google Sheetsへ反映するという構成です。
スクリーンショットをGoogle Driveへ保存し、その画像から記録に必要な数値をOCRで読み取ります。
読み取ったデータは、日付や項目ごとに整理します。
その後、Google Sheetsにある既存の記録と照合し、「どの項目が変わるのか」「現在の値は何か」「変更後はいくつになるのか」を確認できるようにしています。
内容に問題がなければ、管理表へ反映します。
OCRで手入力を減らす
特に減らしたかったのが、画像を見ながら数字を書き写す作業です。
毎日確認する項目はある程度決まっているので、スクリーンショットから必要な数字を読み取って整理できれば、かなり手間を減らせます。
ただし、OCRは必ず正しく読み取れるとは限りません。
画像の状態や文字の位置によっては誤認識する可能性があるため、必要に応じて元画像と照合できる形にしています。
既存データとの差分を見てから反映する
もう一つ重視しているのが、管理表への反映前に差分を確認することです。
毎日同じようなデータを扱っていると、数字の入力間違いや、前日の値との取り違え、二重登録などが起こる可能性があります。
そのため、読み取った数字をそのまま反映するのではなく、既存の記録と比較してから更新する形にしています。
この確認を入れることで、自動化した部分があっても途中経過を確認しやすくなります。
自動化して変わったこと
一番大きいのは、数字を書き写す作業が減ったことです。
毎日の記録では、単純な入力よりも、「この数字で合っているか」「昨日からどう変わったか」「記録に抜けがないか」を確認する方が重要です。
転記作業を減らしたことで、こうした確認に時間を使いやすくなりました。
また、画像・読み取った数値・管理表への変更内容を追いやすくなったため、後から記録を確認しやすくなったのも利点です。
すべてを自動化しない
便利だからといって、すべてを自動化しているわけではありません。
自動化しているのは記録・整理作業の一部であり、売買注文そのものを自動化しているわけではありません。
読み取った数字の確認や、管理表へ反映する内容の確認、実際の取引操作など、人が確認した方がよい部分は残しています。
お金に関する記録なので、処理速度よりも、後から確認できることや、間違いに気づけることを重視しています。
完全自動化を目指すより、繰り返し作業を減らすくらいの方が、自分の運用には合っています。
FXまわりを自動化するときの注意点
今回の仕組みは、売買注文を自動化するものではありません。
ただし、FXに関連する外部ツールなどを利用する場合は、利用しているFX会社の規約や利用条件を確認する必要があります。
外部ツールや自動売買などの扱いは、FX会社によって異なるためです。
同じような仕組みを作る場合も、技術的にできるかどうかだけでなく、利用しているサービスの規約上、実施してよい範囲かを確認しておく必要があります。
実装の細かい部分は公開しない
この記事では、仕組みの全体像までを紹介しています。
一方で、ソースコード、認証方式、APIキー、内部ID、細かなファイル構成や解析ロジックなど、具体的な実装内容は公開しません。
自分用に作っている仕組みであり、ツール自体を公開・配布する予定もありません。
この記事で残しておきたいのは、ツールの作り方そのものではなく、毎日発生する記録作業をどのように効率化しているかという運用方法です。
まとめ
毎朝のFX記録では、スクリーンショット保存 → OCR → データ整理 → 管理表との照合 → 差分確認 → Google Sheetsへの反映という流れの一部を自動化しています。
特に効果が大きかったのは、毎日繰り返していた転記作業を減らせたことです。
その分、数字の確認や記録のチェックに時間を使いやすくなりました。
毎日続ける作業だからこそ、全部を自動化するよりも、面倒な繰り返し作業を少しずつ減らす方が実用的だと感じています。
日々の記録を週単位で見直すときは、FXスワップの週次集計が合わない理由で整理したように、集計期間や付与日の違いも確認しています。

