FX・株・ブログを1つの管理表で追う方法|毎日1万円プロジェクトの記録設計

FX・株・ブログを1つの管理表で追う方法

FX、株式投資、ブログを並行して進めると、「何でいくら収益が出たのか」「口座間でいくら移したのか」「現在いくらの資産があるのか」が混ざりやすくなります。

そこで私が実践しているのは、Google Sheetsの1つのプロジェクト管理表を使いながら、運用状況・確定収益・資金移動・税金予定額を別々の記録として扱う方法です。

この記事では、実際に運用している「毎日1万円プロジェクト」の管理表を例に、記録の分け方と集計上の注意点を紹介します。管理表の配布や、これだけで収益が増えるという話ではありません。

目次

1つの管理表にまとめる理由

プロジェクトでは、FXのスワップ運用、株式運用、ブログ運営を別々の収入源として育てています。それぞれの確認画面や記録方法は異なりますが、全体を把握するには一緒に見渡せる場所が必要でした。

ただし「一元管理」は、すべての金額を単純に合算することではありません。例えば、FX口座から証券口座へ2万円を移しても、その2万円は新たな収益ではありません。同じように、FXの含み益は売買を確定した利益とは区別する必要があります。

そのため、管理表では用途ごとにシートを分けています。

実際に使っている主なシート

シート 役割 記録する情報の例
ダッシュボード プロジェクト全体の確認 基準日、日額収益力、保有Lot、確定収益、税金予定額
FX日次記録 毎日のFX口座状況を残す 有効証拠金、有効比率、保有Lot、スワップ関連数値
収益・資金移動 お金の発生と移動を区別する 確定損益、経費、口座間振替、実際の入金日
月次記録 月単位の振り返り 月末時点の資産状況、収益力、月間の確定収益
税金予定資金 将来の納税に備える 収入源別の暫定税額、確保済額、不足額
プロジェクト管理台帳 実施する作業を管理する FX運用、記事制作、分析などのタスクと状態
グロース株関連シート 株式の保有・売買・評価を管理する 銘柄、取引履歴、決算評価

これらは現在の管理表にある実際のシートです。全員が同じ数のシートを作る必要はありません。最初は「運用記録」と「収益・資金移動」を分けるだけでも、集計の意味が明確になります。

FXは日々の状態と確定した損益を分ける

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FX日次記録では、口座の健全性やポジション状況を追います。有効証拠金や有効比率はその日の状態を示しますが、これだけで「当月の確定収益」は分かりません。

確定した売買損益は「収益・資金移動」の別の記録にします。一方、保有中のポジションに関する評価損益や未実現スワップは、確定収益と混同しないようにします。

実際、2026年10月にはTRY/JPYとMXN/JPYの決済を記録しています。10月12日の確定損益はプラス140,805円、10月22日のMXN/JPY決済はマイナス53,677円でした。この2件の確定損益を合計すると、10月22日までに管理表へ記録した確定収益は87,128円です。この数字はスワップの日額収益力や含み益とは別の指標です。

注意したいのは、決済損益に含まれるスワップを二重に足さないこと。 当プロジェクトの管理表では、決済スワップの補正を「資金移動」区分に記録している例がありますが、決済損益に含まれる金額を改めて収益として加算するものではありません。

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資金移動は「稼いだお金」ではない

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例えば、FX口座から証券口座へ資金を移すと、FX側の現金は減り、証券側の現金は増えます。しかし、プロジェクト全体の資産が同額だけ増えたわけではありません。

私は「収益・資金移動」シートで、収益・支出・資金移動という大分類を使い分けています。資金移動には移動元と移動先も記録することで、お金の所在を後から追えるようにしています。

ブログのサーバー代やWordPressテーマ代を家計から立て替えた場合も、経費と未精算の立替金を区別しています。経費を計上したうえで立替金を二重に損失として引くと、収支を実態より悪く見せてしまうためです。

株とブログも同じ基準で見る

株式運用では、株を購入した金額、保有株式の評価額、実際に受け取った配当金を区別します。株価の上昇で評価額が増えても、売却していなければ確定した売却益ではありません。

ブログでも同様です。アクセス数や広告の見込み額と、実際に確定した収益、サーバー代などの費用は別のものです。プロジェクトとして何を支出したかを確認できるよう、経費も同じ収益・資金移動シートで管理しています。

管理表を1つにまとめていても、FX・株・ブログで確認すべき数字を無理に統一しないことが大切だと考えています。

日次・月次・ダッシュボードの役割を変える

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私は日次の記録を月次の振り返りにつなげ、ダッシュボードでは直近の全体像を見る形にしています。

  • 日次:口座状況や保有数量など、変化を追う。
  • 取引・資金移動の都度:確定損益、経費、口座間の移動を記録する。
  • 月次:月末時点の資産状況と確定した収益を整理する。
  • ダッシュボード:直近の主要指標をまとめて確認する。

日額収益力は現在のポジションなどから見込む金額で、月の確定利益や銀行口座に入金された金額とは異なります。ダッシュボードにも、日額収益力と実際の入金キャッシュフローを合算しないという考え方を取り入れています。

管理表の更新にはAIも活用していますが、入力形式や数式の参照先に誤りがあると、集計結果が実態と一致しなくなります。そのため、更新後は元データと集計結果を照合することが重要です。

まとめ:表を増やすより、お金の意味を分ける

FX・株・ブログを1つの管理表で追う目的は、数字を大きく見せることではなく、判断に使える形に整えることです。

日々の口座状況、確定収益、評価額、資金移動、経費、税金予定額。それぞれの意味を分けて記録することで、何が起きたのかを後から説明しやすくなります。

これから複数の収入源を管理しようとしている人は、最初から複雑なダッシュボードを作るより、まず「どの数字を収益として数えるか」「資金移動をどう記録するか」を決めるところから始めると整理しやすいと思います。

※この記事は筆者の管理方法と記録上の経験を紹介するものです。FX・株式には元本割れや損失のリスクがあります。記載した金額は特定期間の実績であり、将来の利益を保証するものではありません。税金の扱いは個人の条件によって異なるため、申告に当たっては公的資料や専門家への確認が必要です。

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この記事を書いた人

40代会社員。給与以外から毎日1万円を生み出す仕組みを目指し、FX・株式・ブログの運用過程を記録しています。短期的な利益よりも、無理なく長く続けられる運用を重視しています。EDMが好き。

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